2026年8月19日更新
V NEOBANKデビット+(Mastercard)は、現在は年会費無料で1.5%分のVポイントが貯まるスマホデビットです。しかし、2026年11月1日以降に到着する売上確定データから、還元率は1.25%へ下がり、他社決済サービスへのチャージなどはポイント対象外になります。
わたしはこれまで決済ルートの入口として使ってきましたが、改定後はV NEOBANKデビット+を使わず、第一生命NEOBANKを代替候補として使う方針です。ただし、第一生命NEOBANKもすべての取引が1.5%になるわけではありません。
この記事では、現在と2026年11月以降の違い、ポイント対象外になる取引、改定後も残るメリット、代替先を選ぶときの注意点を整理します。
- 2026年10月31日までに到着した売上確定データ:1.5%
- 2026年11月1日以降に到着した売上確定データ:1.25%
- 11月以降、他社決済サービスへのチャージなどはポイント対象外
- チャージ目的で使っている人は、代替カードを含めて見直しが必要
結論|10月31日まで1.5%、11月から1.25%
V NEOBANKデビット+の改定は、単に還元率が0.25ポイント下がるだけではありません。決済サービスへのチャージをポイント対象外にする変更の影響が大きく、チャージルートの入口として使ってきた人ほど見直しが必要です。
| 項目 | 2026年10月31日まで | 2026年11月1日以降 |
|---|---|---|
| 還元率 | 1.5% | 1.25% |
| 月間利用条件 | 合計1,000円以上 | 合計1,000円以上 |
| 他社決済サービスへのチャージ | 一律の対象外としては案内されていない | ポイント対象外 |
| 適用基準 | 10月31日までに到着した売上確定データ | 11月1日以降に到着した売上確定データ |
基準はカードを使った日ではなく、加盟店から銀行へ売上確定データが届いた日です。10月中に利用しても、売上確定データが11月1日以降に届けば新条件の対象になる可能性があります。

V NEOBANKデビット+の基本条件
V NEOBANKデビット+は、Vポイント支店で利用できるMastercardブランドのデビットカードです。口座開設時にスマホデビットが発行され、リアルカードは発行されません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 発行形態 | スマホデビット |
| リアルカード | 発行なし |
| スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay対応 |
| 支払い方法 | 一括払いのみ |
| 引き落とし | 原則として利用時に口座から引き落とし |
店頭ではApple PayまたはGoogle Payへ設定してタッチ決済を使い、ネットショッピングではアプリで確認したカード番号を入力します。口座残高の範囲で使うため、クレジットカードの後払いより支出を把握しやすい点は改定後も変わりません。
なお、運営会社は2026年8月3日に住信SBIネット銀行から「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更しました。金融機関コード、支店番号、口座番号は変わらず、現在のデビット機能も引き続き利用できます。
2026年11月1日に変わる還元率
2026年11月1日以降に到着する売上確定データから、V NEOBANKデビット+のポイント還元率は1.5%から1.25%へ変更されます。月間利用合計1,000円以上という条件は維持され、1ポイント未満は切り捨てです。
たとえば、ポイント対象の買い物を月10万円利用した場合、単純計算では現在の1,500ポイント相当から、改定後は1,250ポイント相当へ減ります。差は月250ポイント、同じ利用が1年間続けば年3,000ポイント相当です。
2026年8月19日時点の商品ページには現行条件の1.5%が表示されています。11月以降の条件は、2026年7月31日に公表されたポイントプログラム改定のお知らせを優先して確認してください。
ポイント対象外になる取引
2026年11月1日以降は、次の取引がV NEOBANKデビット+のポイント付与対象外になります。
- 電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、各自治体のPAYなどを含む、他社決済サービスへのチャージ
- 鉄道の乗車券、特急券、定期券
- 電気、ガス、水道、NHK受信料などの公共料金
- NTT東日本・西日本のサービス料金
- 税金、国民年金、国民健康保険料、政府・自治体サービス、国家資格検定料、宝くじなど
- 病院、診療所
- 非営利団体への会費、寄付など
対象外取引では、月間利用合計1,000円以上を満たしていてもVポイントは付きません。チャージできることと、ポイントが付くことは別なので注意してください。
既存チャージルートへの影響
わたしはこれまで、V NEOBANKデビット+からWAON、ANA Pay、au PAY、VポイントPayなどへつなぐ使い方をしていました。改定前は、実際に試した範囲で1.5%分のVポイント付与を確認できたことが、このカードを決済ルートの入口にしていた大きな理由です。
しかし、11月以降は他社決済サービスへのチャージそのものがポイント対象外になります。チャージできる状態が続いたとしても、V NEOBANK側のポイントは0%になるため、従来の「チャージして1.5%を得る」という前提は使えません。
公開中の旧図解や過去の利用実績は、改定前の記録です。2026年11月以降のポイント付与を示すものではありません。この記事の更新版では、旧チャージルート図解を使用しません。
改定後も残る使い方とメリット
チャージ目的では魅力が下がりますが、V NEOBANKデビット+の基本機能がなくなるわけではありません。
- 年会費無料で使える
- ポイント対象の一般加盟店では1.25%還元を狙える
- Apple Pay・Google Payでスマートフォン決済ができる
- ネットショッピングにも利用できる
- 口座残高の範囲で使うため、支出を把握しやすい
チャージを使わず、ポイント対象の通常の買い物を中心に利用する人なら、改定後も年会費無料の1.25%デビットとして候補に残ります。一方、リアルカードが必要な人、公共料金や税金、鉄道、チャージを主な利用先にする人には向きにくくなります。
わたしの見直し方|第一生命NEOBANKへ移す
わたしは、11月以降はV NEOBANKデビット+を使わず、チャージルートの入口を第一生命NEOBANKデビットPremiumへ見直す方針です。V NEOBANKの被振込も続けず、第一生命NEOBANKを優先します。
| 比較 | V NEOBANKデビット+ | 第一生命NEOBANKデビットPremium |
|---|---|---|
| 通常還元率 | 11月以降1.25% | 1.5% |
| 対象外取引 | ポイント付与なし | 0.3% |
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| リアルカード | なし | あり |
| わたしの方針 | 継続しない | 代替候補として使う |
第一生命NEOBANKデビットPremiumは通常1.5%ですが、公式が定める対象外取引は0.3%です。すべてのチャージが1.5%になるとは限らないため、利用前に対象条件を確認し、初回は少額で試して実際のポイント付与まで確認します。
第一生命NEOBANKの給与受取、振込、口座振替、紹介制度については、以下の記事で詳しくまとめています。
なお、V NEOBANKの即時決済サービスは、月最大200ポイントの条件が維持される場合だけ継続する予定です。被振込や即時決済を含むV NEOBANK全体の改定は、親記事で確認してください。

売上確定データ・月1,000円・スマホ利用の注意点
利用日ではなく売上確定データの到着日で判定される
ポイント付与の対象額は、加盟店から後日届く売上確定データの金額で判定されます。10月中の利用でも新条件になる可能性があるため、改定直前のチャージや高額利用で旧条件を前提にしないほうが安全です。
月間利用合計1,000円未満はポイント対象外
月間利用合計1,000円以上という条件は改定後も残ります。少額利用だけの月は、ポイント対象の加盟店で使っていてもポイントが付かない点に注意してください。
リアルカードは発行されない
店頭利用はApple Pay・Google Payが基本です。スマートフォンを持たずにカードを提示して支払う使い方はできません。また、Mastercard加盟店でも加盟店側や銀行側の制限により利用できない場合があります。
口座残高と引き落とし時期を確認する
原則として利用時に口座から引き落とされるため、残高不足では支払いできません。一部の加盟店では利用日と引き落とし日が異なる場合もあるので、利用明細と口座残高を確認しましょう。
よくある質問・まとめ
2026年11月からすべての利用が1.25%になりますか?
いいえ。他社決済サービスへのチャージ、鉄道、公共料金、税金、病院・診療所など、公式が列挙する取引はポイント対象外です。1.25%になるのは、月間利用合計1,000円以上などの条件を満たしたポイント対象取引です。
10月31日に使えば1.5%ですか?
利用日だけでは決まりません。売上確定データが銀行へ到着した日が基準です。10月中に使っても、売上確定データが11月1日以降に届けば新条件が適用される可能性があります。
チャージ自体もできなくなりますか?
今回の公式発表は、他社決済サービスへのチャージをポイント対象外にする内容です。チャージ可否とポイント付与は別なので、利用先ごとの最新の対応状況も確認してください。
代替先なら第一生命NEOBANKが必ず1.5%ですか?
必ずではありません。第一生命NEOBANKデビットPremiumは通常1.5%ですが、対象外取引は0.3%です。チャージ先や取引区分によって判定が変わる可能性があるため、最新条件と実際の付与を確認してください。
まとめ
V NEOBANKデビット+は、2026年11月1日以降に到着する売上確定データから1.25%還元へ変更され、他社決済サービスへのチャージなどがポイント対象外になります。
ポイント対象の一般加盟店で使うなら、年会費無料、スマホ決済対応、口座からの原則即時引き落としというメリットは残ります。一方、チャージルートの入口として使ってきた人は、還元率だけでなく対象外取引まで含めて見直す必要があります。
わたしは第一生命NEOBANKへ移す方針ですが、通常1.5%と対象外0.3%を分けて確認し、初回は少額でポイント付与まで確かめます。代替先を選ぶときも、「チャージできる」と「ポイントが付く」を混同しないことが大切です。
参照した公式情報
- ドコモSMTBネット銀行「V NEOBANK ポイントプログラムの改定について」
- ドコモSMTBネット銀行「V NEOBANKデビット」
- ドコモSMTBネット銀行への社名変更について
- ドコモSMTBネット銀行「第一生命NEOBANKデビット」
免責事項
本記事は、ポイ活やキャッシュレス決済に関する一般的な情報の提供を目的としています。還元率、対象取引、上限、チャージ可否、サービス仕様は変更される可能性があります。
利用前に公式情報とアプリ内の表示を確認し、チャージは最初に少額でお試しください。最終的な利用判断はご自身の責任でお願いいたします。
更新履歴
- 2026年7月26日:初稿作成
- 2026年8月19日:2026年11月のポイントプログラム改定、対象外取引、商号変更、代替方針を反映
